「沼津のことをもっともっと好きになれる」

記念すべき300組目にして新デザイン受け取りの第1号となった2人は、ともに『ラブライブ!シリーズ』のファンで、作品を通じてSNSで知り合い交際が始まったとのこと。現在は愛知県名古屋市で同棲していますが、これまでも年に3~4回は2人で沼津市に遊びに来ていたということです。

婚姻届を手に記念撮影するみんちゅさん(左)といわっきーさん

<いわっきーさん(国木田花丸推し)>
「婚姻届の存在は知っていてこれで出せるなと思っていた。結婚指輪はせっかくなら沼津で記念に買おうみたいな話で。300組目は人数を数えているなんて知らなかったので驚いた(笑)」

<みんちゅさん(黒澤ルビィ推し)>
「300組目と聞いてびっくりしたが、沼津のまちに何度も来ていて大好きなので、そこでこういうふうなご縁をいただくことができて、すごくうれしかったですし、沼津のことをもっともっと好きになれるかなと思いました」

「親戚のおじさん、おばさんのように」商店街の想い

目録を手渡す沼津あげつち商店街振興組合の峯知美専務理事(右)

「あげつちウェディングキャンペーン」は、商店街の中にある上土朝日稲荷神社に伝わる民話をもとに、結婚する2人を応援しようと商店街が始めた「きつねの嫁入り行列」が出発点になっています。キツネの化粧をした新郎新婦が親族らとともに市街地を練り歩くというもので、2018年に10回目の開催を記念して企画されたのが「あげつちウェディングキャンペーン」でした。

<沼津あげつち商店街振興組合 峯知美専務理事>
「1人で来られていた方が彼女だったり彼を連れてきて下さったりで、沼津を記念日として訪れるみなさんがいて下さることがすごくうれしいなと思っています。親戚のおじさん、おばさんのように一緒にお祝いをさせてもらえるってこと、関わらせてもらうってことがすごくうれしいかな」

「独身だった頃に沼津に来ていて、一緒に楽しんでいる頃に来ていて、結婚して子どもが生まれてそのお子さんも一緒に来てくれて、お父さんお母さんここによく来ていたんだよって言って、またお子さんを連れてきてくれるなんて素敵じゃないですか」