農村の集落の多くが消滅の危機にあるなか、国の対策の柱が「農村RMO」という組織による地域おこしです。そのモデル地区が、広島県三次市にあります。

人口およそ180人。三次市君田町の石原地区です。大型連休中のこの日、地元・集落法人の畑を呉市から年配の家族連れが訪れました。露地栽培が自慢という地区の特産品アスパラガスのもぎとり体験です。入場は無料で、取った量だけ買う仕組みです。

訪れた夫婦「とても楽しい経験です」「とてもいいです(楽しいですか?)だからまた帰ったらね、みんなに自慢しますよ」

20年以上続くという「もぎとり体験」。これまではPRもしていませんでしたが…

石原農村RMO 谷口則明 会長「皆さんをこうして田舎に引っ張って来て、そのメインがこのアスパラでやって行きたいんですよ」

今、地区の観光の目玉として注目されています。