しかし、大分東明の白田誠明監督が「接点のところでしっかり(大阪桐蔭に)やられました。きちっと勝ち切られた。本当に強いチームです」と振り返ったように、後半に入っても大阪桐蔭が確実にボールを支配して主導権を渡しません。
ブレイクダウン(ボールの争奪戦)で大分東明を上回ると、チャンスを次々と作り出して得点を積み重ねていきます。後半5分にPGを決めてリードを8点差に広げると、12分には素早い縦への連続攻撃からCTB手崎颯志選手がトライ。直後の14分には、ノーホイッスルトライを奪って勝負を決定づけました。
キャプテンの名取凛之輔選手が「もちろん課題は残ったが、雨の中、全員が集中力を保って人任せにしない粘り強いディフェンス、いいラグビーができた」と話したように、試合終了間際の大分東明の必死の反撃もきっちりと抑えた大阪桐蔭。27対7で難敵を下して3戦全勝、プール戦を1位で突破です。














