今月10日のプレコンサート。ベートーヴェンのピアノ協奏曲に挑んだのは、七尾高校3年の石島彩羽さんです。
七尾高校3年・石島彩羽さん
「みんな生きることに一生懸命でピアノの練習をしたいと言い出せる状況じゃなかったけど周りの方が手を差し伸べてくれて練習することができた」
元日、七尾市中島町の祖母の家にいた石島さん。ピアノの練習をしていた時、大きな揺れが襲いました。
石島彩羽さん
「壁とか横に合った机とかが倒れてしまって結構怖かった。前の能登地震の写真も見たことあったけど自分がこんな地震にあうとは思ってなくて…」
母・亜希子さん
「今までなら離れることを嫌がらなかったけどちょっと離れるのを嫌がったのでああ、やっぱり怖いんだなと思った」
数日間、避難所での生活を余儀なくされた石島さん。音楽祭のオーディションは地震発生から1週間後の1月8日に迫っていました。
母・亜希子さん
「周りの状況を考えて今回オーディションは難しいなと思って辞めるっていうかなと思ったけど『オーディション受けさせてほしい』と言ったときの意志の強さにはびっくりしました」
石島彩羽さん
「自分の中でそのオーディションを最後にしようと決めていたのでどうしても受けたいという気持ちがあって。当日も地震がまた起きたらどうしようとか怖い気持ちはずっとあったけど支援してくださった方々に感謝しながら弾こうと思って」
感謝の思いを音色に乗せて。石島さんは来月4日、県立音楽堂交流ホールで開かれる公演に出演します。
石島彩羽さん
「聞く人の心に響く自分もそうだしほかの被災した方にも勇気を与えられるような演奏にできたらいいなと思っている」
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