4月2日、輪島朝市の通りを南谷さんと訪れましたが、途中で南谷さんの足が止まりました。

南谷さん:「見たくないし行きたくない。どうしてか分からんけど。みんな仲間やしね。あそこに眠ってる人たち。だってどんな苦しい思いをして亡くなったのか分からんのに…」
多くの仲間を失った火災現場には、いまも行くことができません。

南谷さん:「やっぱり輪島に帰ってきてもう一回みんなで輪島朝市やりたいなって思いますね。ただこの光景を見ると。元旦から変わらない光景を見ていると、やっぱり復興が遅いので大丈夫なんかなって不安にはなります」
それでも少しずつ前へ…。
23日、砺波市のとなみチューリップフェアの会場に南谷さんの姿がありました。砺波市の水産加工会社で働く中学の同級生の紹介で2日間、店を出すことになったのです。

南谷さん:「色んなものを失ったんですけど失ったものを思っていても仕方がないので、これから前を向いて頑張るぞ。頑張っているぞっていうのをみなさんに見て頂けたらなって思います」
震災後、発送作業を支えてくれた富山の人たち。まだまだ先の見えない暮らしが続いていますが、これまで助けてくれた感謝の気持ちを込めて南谷さんは店に立ちます。
南谷さん:商売を始めた30年ぐらい前から富山のお客様にはすごくお世話になってるので心配してくださってるお客様に元気やぞっていうのを見てほしいと思います」














