小4娘がいじめ被害…母親「どんどん自分の子が変わっていってしまう」

学校のいじめ対応について疑問を感じている親は他にもいる。
(娘がいじめ被害にあった母親)「学校は極力『いじめ』という言葉を使わずに話をしていたと思います。友達同士のトラブルと。学校って何もしてくれないんだと思いました」
 兵庫県芦屋市の市立小学校に娘を通わせていた女性。2021年、当時小学4年生だった娘は、同級生から「死ね」「地獄に落ちろ」などと自分への悪口が書かれた携帯電話のメッセージを見せられ、不登校がちになった。
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 母親は、校内でこの同級生が娘に接触しないよう学校に指導を求めたが、対応してもらえなかったという。その後も同級生が何度も近づいてくるなどして、娘は摂食障害になるなど体調が悪化。いじめから1年あまり経ち転校をした。
 (娘がいじめ被害にあった母親)「食べていないので歩いたら心臓が止まる可能性もありますという話があった。思い出したくもないくらい、どんどん自分の子が変わっていってしまう」
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 この問題をめぐっては、体調が悪化してから学校が重大事態と認定して、第三者委員会が調査。誹謗中傷の文面を見せたことなど5件のいじめを認定して、学校のいじめ対応が消極的だと指摘した。
(娘がいじめ被害にあった母親)「もっときちんと早く重大事態だと打ち出してくれて、相手の子にもきちんと指導してくれていたら、こんなことまでにはなっていないと思います」














