「安全な踏切」あるがナビでは「危険な踏切」に

 立ち往生の原因は踏切の形状とバンパーの位置に関係があるようですが、ではなぜトラックはこの危険な踏切を通るのでしょうか。

 (踏切付近の住民)
 「ここを知らない軽トラックとかコンテナが通ります。知っている方はここを通りません」

 問題の踏切の約100m先には勾配が緩やかな踏切があり、地元の人は迂回してここを通るといいます。


 しかし今年7月に事故を起こしたトラックの運転手は『ナビに目的地の住所を登録したらこの道が出てきた』と警察に説明。憤懣取材班がナビゲーションにも使われる地図サイトで確かめてみると…。

 (記者リポート)
 「確かに問題の踏切を通るルートが設定されていますね」  

 目的地までの距離は隣の踏切を使うルートとさほど変わりませんが、試した複数の地図サイトで問題の踏切を通るルートが推奨ルートとして示されました。