神戸市『勾配のどこかを低くするとどこかを高くしないといけない』

 神戸市は去年12月、踏み切り周辺の道路に注意を呼び掛ける電柱幕を設置していました。しかしその効果なく今年7月に立ち往生が起きました。


 より効果的な対策はとれないのか。道路を管理する神戸市東部建設事務所の松岡栄蔵担当課長に聞きました。

 (神戸市東部建設事務所 松岡栄蔵担当課長)
 「(Q急勾配を無くすことは可能?)土地の低い所と高い所を繋いでいる道路なので、どこかを低くするとどこかを高くしないといけないので。そういう所でまた立ち往生する車が出ても難しいと思いますので。知らない方々に『こういう道があって危ないよ』ということをちゃんとわかっていただけるようなことをもう少し考えないといけないと思います」

 現状ではドライバーへの周知を徹底するしか方法はないといいます。

 トラックの立ち往生が相次ぐ危険な踏切。取返しのつかない事故が起きる前に、抜本的な対策が求められるのではないでしょうか。

 (2022年8月1日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『憤マン!』より)