今年7月、神戸市の踏切内でトラックが立ち往生して動けなく事故がありました。近隣住民は「この数十年の間に何回も同じようなことが起きている」と話します。なぜトラックは踏切内で動けなくなってしまったのか。取材班が現場を訪れて判明した“危険な踏切”の正体とは…。

各地にある危険な踏切

 (記者リポート 去年11月・大阪府堺市)

 「危ない危ない!車がまだ中に…。あ!またすぐ警報機が鳴りだしましたね」

 大阪府堺市のJR阪和線にある「開かずの踏切」。ピーク時には1時間のうち52分間も遮断機が降りていました。


 一方で滋賀県東近江市には「開かずの踏切」とは正反対の「開きっ放しの踏切」もあります。遮断機も警報機もなく、列車の接近を知るすべのない危険な踏切でした。

 憤懣取材班はこれまでに様々な危険な踏切を伝えてきましたが、まだ知られていない危険な踏切があるのです。