■「問題意識なくがっかり」政治家と教団の癒着に信者家族は憤り隠せず
(2017年5月国際指導者会議)
自民党 山本朋広元防衛副大臣
「マザームーンに先ほどカーネーションの花束をプレゼントさせていただきました」
自民党 細田博之衆院議員
「韓鶴子総裁の提唱によって実現したこの国際指導者会議の場は大変意義が深いわけでございます」
次々と明るみになる旧統一教会と政治家との関係に、兄が信者だったという女性は…
兄が旧統一教会に入信した女性(50代)
「ニコニコとトップを讃えたり褒めたり、信者しか分からない言葉を使いながらスピーチしている有名な政治家を見て、目の前が真っ暗というか。これだけ被害に遭っている人がいて、この先もきっと被害に遭う人が出ることがわかっていて、それでも問題意識を持たずに調査もせずに時間が経つのを待っているかのようでなんだか希望が持てない」
この問題について、7月31日初めて言及した岸田総理は…
岸田総理
「社会的に問題になっている団体との関係については、政治家の立場からそれぞれ丁寧に説明をしていくことは大事だと思っています」
具体的な対応などについては触れませんでした。
兄が旧統一教会に入信した女性(50代)
「7月31日の総理の発言を聞いていると取り組む気がないんだなって気がする。これだけ、自民公明が力を持っている、決める権限があるので、この人たちが問題意識を持っていないということは、やっぱりがっかり。期待が崩れてしまう」