法改正で心配なのは漬物だけではない
今回の法改正で衛生基準をクリアするために設備投資などが求められるということですが、全国での例をまとめました。

●指先を触れずに開け閉めできる蛇口
●野菜などの材料を洗う専用のシンクを設けること。
●製造場所と住宅を明確に区分けすること
などがあります。
これらの条件は都道府県によって異なっていて、宮崎県では、製造場所と住宅の区分けについては、これまでも条例で定められていたそうです。
そして、今回の法改正ですが、心配なのは漬物だけではありません。

煮干しやあじの開き、塩辛、明太子なども、国の許可制になり基準が厳しくなるということです。
衛生のため、やむを得ないことではありますが、製造者には負担になります。
ほかの県では、自治体などが設備投資を補助する制度を設けているところもありますが、宮崎県では、いまのところ、そういった制度はないということで、6月以降の影響が懸念されます。

※MRTテレビ「Check!」4月12日(金)放送 「Check!調査班」から