季節や時間、天気によってさまざまな表情をみせる関門海峡。その風光明美な景観はいろいろな角度から見ることができます。山口県下関市側の海峡沿いに3月、新たなスポットが誕生しました。人気が定着した感もある、アウトドアのアクティビティーで魅力を発信したいと奮闘する若き経営者を取材しました。
仕掛け人は地元出身の若き経営者

関門海峡沿いに現れたドーム型の建物。風光明美な海峡にはちょっと異質にも見えます。何の施設かというと・・・。道具をそろえなくても楽しめる豪華なキャンプ、グランピング施設の「グランドーム下関」。3月にグランドオープンしました。見えていたのはドーム型のテントでした。合わせて10棟。どの棟からも関門海峡が望めます。
テントの中はどうなっているのでしょうか。案内してくれるのはきょうの主人公、この施設を運営する「レストレーション」社長、森脇暉さん。年齢は33歳、若き経営者です。

レストレーション社長・森脇暉さん
「では、ドームの紹介をさせていただきます。こちらの部屋が『関門』という部屋で、1区画にドームが二つあるお部屋になっています。では早速、中をご案内します。はい、こちらの眺望ですね。関門海峡が一望できるという、この眺望を一番の売りにしているドームでございます。入った瞬間のこの絶景と船がすぐ近くに目の前を渡っているところがおすすめポイントになります」
暖かな日ざしが降り注ぐテント内。ソファーに座って関門橋や行き交う船を優雅に眺めることができます。どうしてドーム型なのでしょうか。
森脇さん
「異世界というかですね、非日常を体現した空間です」
耐久性にも優れているそうです。
部屋の名前は「ペンギン」に「晋作」、「くじら」・・・。そう、すべて下関に関連したネーミングです。