4月も中旬になりましたが、まだまだ花粉シーズンが続いています。特にこの週末にかけては晴れて暖かい日が続くため、花粉の飛びやすい状態が続く見込みです。今はヒノキ花粉の最盛期。さらに、春は花粉だけでなく黄砂や、ちり・ほこりも舞いやすく、くしゃみの出やすい時季です。人前で大きなくしゃみをするのは抵抗もありますが、我慢すると体に良くないようです。

桜シーズンはヒノキ花粉の最盛期!

気象予報士の間では、梅の季節はスギ花粉のシーズン、桜の季節はヒノキ花粉のシーズンとよく言います。梅の花がほころぶ時季はちょうどスギ花粉の飛散がピークを迎え、桜が満開になるのに合わせるかのようにヒノキ花粉の飛散が最盛期となることが多いのです。今はちょうど桜シーズンということで、ヒノキ花粉もピークという所が多くなっています。

この先4月14日(日)にかけては、九州から北日本にかけて晴れる日が多く、お花見日和が続く見込みです。西日本や東日本では桜の見頃も終盤という所が増えてきていますが、ヒノキ花粉もここがヤマ場と言わんばかりに非常に多く飛ぶ見込みです。花粉が飛びやすい条件は「高温」「乾燥」「強風」の3つ。晴れ続きで空気の乾燥が進みそうですし、特に土日は25℃以上の夏日の所も多くなりそうなほどの気温の高さですから、次に雨が降るまでは花粉の舞いやすい状態が続くでしょう。