「デイタイム制度」で早い時間に退勤 仕事と子育てを両立

午後2時半、まだ明るいうちに橋本さんは退勤。車で1時間半かけて自宅へ向かいます。家に帰ると…
(橋本さん)「ただいま」
(息子・煌士くん)「おかえり」
出迎えてくれたのは、息子の煌士くん(12)。実は橋本さん、運転手の仕事をしながら息子を1人で育てるシングルマザーなのです。バスの運転手といえば拘束時間が長くハードな仕事のイメージですが、子育てと両立するのは大変ではないのでしょうか。
(橋本美穂さん)「デイタイムという制度がありますので、子どもとゆっくりと過ごせる時間も確保でき、ありがたいと思っています」
これまで育児や出産で職場を離れてしまう女性が多かったことから、奈良交通では8年前から昼間を中心に短時間勤務ができる『デイタイム制度』を導入。産休や育休制度なども取り入れ、運転手の仕事と子育てが両立できるよう取り組んでいるのです。
(息子・煌士くん)「バスの運転手ということで、誇らしい仕事だと思うので、いい仕事やなと思っています。お客さんを乗せてっていうことだから、お客さんの安全も関わる仕事やからすごいと思います」














