記録的不漁から一転、“爆湧き”の理由は

なぜことしはこれほどまでにホタルイカが豊漁なのか。専門家は…

富山県水産研究所・大場隆史さん「ホタルイカは寿命が1年で春に卵から生まれた後に日本海の沖合で成長し、翌春にふたたび沿岸に産卵のために来遊してくるんですけども、日本海沖合での生き残りがよかった可能性であるとか、それから富山湾に来遊してくる時の水温であったり海流といった環境条件が適していたなど、いろいろな理由が考えられる」

専門家は現時点で豊漁の理由は特定できないとしながらも、富山湾の海流や海水温がホタルイカの群れが入りやすい状態になっている可能性があるとしています。今後については…

富山県水産研究所・大場隆史さん「ホタルイカは例年3月の下旬ごろから、5月の上旬まで漁獲量が多いんですけども、これからしばらくは、1年の中で1番獲れる時期になるんじゃないかなと思いますので、しばらくまだ漁獲量は安定して推移して考えています」

記録的な豊漁となっていることしのホタルイカ。シーズンはまだまだ続きそうです。