富山湾の春の味覚・ホタルイカの記録的豊漁が続いています。地元では“爆湧き”ともいわれ、漁が解禁された3月の漁獲量は史上最高を更新。地元スーパーでは朝獲れたホタルイカが「値上げの春」とは思えない値付けで並び、旬の味をお手頃価格で楽しめるとあって、飛ぶように売れています。専門家は富山湾の海流や海水温がホタルイカの群れが入りやすい状態になっている可能性があると指摘し、これからしばらくは“1年の中で1番獲れる時期になる”とみています。富山湾のホタルイカフィーバーはまだまだ続きそうです。

3月に解禁となった富山湾の春の味覚ホタルイカ漁。富山県水産研究所が9日発表した3月の漁獲量は1153トンと統計を開始した1953年以降過去最高を更新。不漁だった昨シーズンのおよそ16倍と、記録的な豊漁となっています。