辞任求める声「学校法人においても『自分は責任ない、現場の責任だ』と言うんじゃないか」
そんな理事長が政治家として起こした裏金問題。弘成氏は政治的責任をとり自民党を離党しましたが、理事長を続投する意向を示しています。
(世耕弘成氏)「(Q大学の理事長職について今後は?)これは政治活動とは関係ありません。私は政治家としての政治責任を今回とらせていただいております」
しかし、一部の教職員からは辞任を求める声もあがっています。
(近畿大学・文芸学部 藤巻和宏教授)「理事長がこういう人物であることは近畿大学に勤める者としては問題であると思っています。政倫審などでも非常に無責任なことを言っていた。そういう発言をする人が、学校法人においてもトップでありながら『自分は責任ありません、現場の責任です』と言うんじゃないかと。片手間でできる仕事じゃないと思うんですよね、大学の理事長は」