能登半島地震から4月1日で3か月。新潟市の中原八 市長は、職員への年度始めの訓示で一刻も早く復旧・復興を進めてほしいと呼び掛けました。
新潟市の中原市長は幹部職員らおよそ70人を前に訓示し、能登半島地震への対応について職員に呼び掛けました。
【中原市長】「能登半島地震からちょうど3か月が経過しました。新しい年度になりますが、一層気を引き締めて復旧・復興にあたっていただきたい」

先月29日現在、新潟市では全壊93棟、半壊2789棟など1万5800棟を超える建物被害が確認されています。

【中原市長】「住宅再建に不安を抱える皆さまに今後、生活再建に対する見通しを市として示すことが大切だと考えています」

中原市長は今後は住宅再建への支援が重要になるとした上で液状化の対策について中長期で考える必要があると述べました。

新潟市は復興・復旧のために施策を総合的に進めるため1日午後、復旧・復興推進本部を立ち上げることにしています。
