鵜の浜海水浴場のシンボルである「人魚像」を一時撤退させるほどの“冬の高波”。

【上越市柿崎区総合事務所 石澤親久次長】
「日本海側なので、非常に波が高くて海岸の浸食も進んでいる…」
この海岸では、波や風の影響で砂浜が削り取られる『海岸浸食』が進んでいるといました。

2018年に撮影された上空からの写真を見ますと、人魚像の周りには砂浜が広がっていることが分かります。しかし2024年2月に撮影された写真では、人魚像から沖へ伸びる砂浜がありません。

以前から少しずつ海岸浸食はありましたが、2024年1月後半に大きく砂浜が削られたということです。

【記者リポート】
「本来は台座の高さにまで砂があったということなんですが、現在は私より高い2メートルほどがむき出しになっています」

砂の下にあった岸を保護するコンクリートまでむき出しに…。
では、なぜこの海岸で海岸浸食が進んでいるのでしょうか?