老朽化のため、改修工事が進められてきた青森県鶴田町の観光名所=「鶴の舞橋」で今年度分の工事が終了し、4月1日から通行できるようになりました。
岩木山を背景に人気の高い観光スポットとして知られる鶴田町の「鶴の舞橋」。全長300メートルで日本一長い木造の三連太鼓橋として1994年に架けられました。岩木山を湖面に映し鶴が翼を広げるような姿は多くの観光客が訪れる観光名所となっています。しかし老朽化に伴って、2023年9月から2025年度まで、秋から春にかけての期間で橋を通行止めにして大規模改修が進められています。今年度分の工事を終えて、4月1日から8月31日まで通行できるようになり、これを前に28日、報道陣に公開されました。
※工事関係者は
「前回は床の上に欄干が乗っていたが、今回はメンテナンスしやすいように橋桁に直接乗せています」
改修工事では、柱の傾きや腐食した部分が多く、苦労したということですが、青森県産のヒバやスギを活用して順調に仕上がったということです。
※鶴田町企画観光課 境谷咲歩さん
「昨年は18万人が訪れ感謝しています4月から通行が可能でたくさんの方の来場を待っています」
鶴の舞橋では4月20日から桜まつりが開催され、サクラとの共演を楽しむことができます。