課長は教員出身者以外に…人事改革も

校長や教頭になると、定年後も天下り先が用意されるなどうまみが多く、それを愛教大の学閥内で一定数確保しているのでは、と三浦さんは話します。
(元中学校教諭 三浦明夫さん)
「学閥は労せずして優遇される。そういうのを見続けると一生懸命働く気がなくなっていく。(学閥は)教育活動にマイナスの影響を与え続けているのでは」


こうした問題について、名古屋市教育委員会は“調査中”として口を閉ざしていますが、この4月から人事を担当する教職員課の課長に初めて一般の職員を充てるなどの対応を取っています。
名古屋市の河村たかし市長も、学閥が教員人事を左右しているとされる問題について、調査の必要があると話しています。
3月29日には市の調査チームが中間報告をまとめる予定で、実態がある程度明らかになる見通しです。
CBCテレビ「チャント!」3月26日放送より