「州をまたぐ、連邦法に違反」する可能性を指摘

(国際弁護士:村尾卓哉さん) もう一点付け加えると、これは「カリフォルニア州法」違反の疑いなんですけれど、「連邦法」に違反するパターンもありまして、「電信詐欺罪」って言うんですけど、その場合は懲役20年以下という、3年以下とかいうレベルじゃない重い罪です。しかも僕は、そちらが成立しうる可能性の方が高いのかなと、今日の会見を受けて思いました。

――電信詐欺罪の可能性、これだと懲役20年以下に当てはまるんじゃないかということですか。

(国際弁護士:村尾卓哉さん)例えばチェックに大谷選手のサインを偽装して銀行を騙して送金させた場合とか、要するに州をまたいで、何か通信を行って、その結果詐欺行為をした場合は、州を超えて、連邦っていう枠組みで罰せられることになるんですけども、そうなると結構これは重いです。