水原一平通訳に、適用される可能性のある罪は

――大谷翔平選手が会見で明らかにしたことをまとめます。
▼大谷選手がギャンブルに関して知ったのは、韓国での第1戦が終わった後である
▼このときまで水原氏のギャンブル依存症や借金について知らなかった
▼水原氏は大谷選手の口座に勝手にアクセスして、ブックメーカーに送金していた
などと話しました。

――大谷選手の口座から6億8000万円送金したとなると、水原一平通訳はどんな罪にあたる可能性があるのか、国際弁護士の村尾さんによりますと、水原氏が大谷選手の口座の管理権限を任せられていた場合と、そうじゃない場合で適用されるものの可能性が変わってくるということです。

(国際弁護士:村尾卓哉さん)お金の管理権限がある場合は、「横領罪:3年以下の懲役または罰金」の可能性、もし管理権限がない場合は「窃盗罪:3年以下の懲役または罰金」の可能性です。基本的には権限があるかどうかというところです。