オープン当時の案内状を大事にしていた50年来の友人
午後1時半。1人の男性がやってきました。塩田博之さん。中谷さんとは高校の同級生で50年の付き合いです。
(塩田さん)「見にきてん。最後」
(中谷さん)「えー、ありがとう」
(塩田さん)「彼がずっとここでがんばっていて。涙が出てくる。今でも持っている。ここがオープンした時の案内状」
(中谷さん)「そんなん持ってるの。凄いなそれ。覚えてない」
(塩田さん)「『このたび長年の夢がかない、自分の店をオープンすることになりました。ショーケースの中のいろとりどりのお菓子達と一緒にみなさまのお越しを心よりお待ちしております。 中谷哲哉』」
(中谷さん)「なんかちょっと思い出してきましたね。完全に忘れていたけど。ありがとう」
(塩田さん)「がんばって」
午後3時。朝、行列に並んでいた男性の姿が。
(午前6時過ぎの男性)「(Qゲットしたいものは?)やっぱりカライブ。買えなかったらたぶん泣くと思います」
開店から5時間が経っていますが、お目当てのカライブはまだ残っているのでしょうか?
(注文する男性)「カライブを2つと…カライブをあともう1つで」
(男性)「(Qきょうの収穫は?)カライブを3つ。自分はとりあえず2つ食べるので。最後に食べられると思うと良かったなと思います」
午後4時半。だんだんと残りのケーキも少なくなってきました。
(スタッフ)「フレジエ完売です」