“食材”は静岡県の企業が支援…理由にあった“恩返し”とは
妻の祥江さん「これはホホホタケというハナビラタケ、キノコです」
ハナビラタケは標高1000メートル以上の高山で自生し、幻のキノコとも呼ばれています。今回、静岡県でハナビラタケを栽培する大井川電機製作所から無償で提供されました。

静岡県島田市にある大井川電機製作所は2022年の台風で川が氾濫し大きな被害を受けました。義巳さんは当時、生まれ故郷でもある島田市を応援しようとハナビラタケを購入し店のメニューに加えたのが縁でした。祥江さんは「今回は地震の被害がありましてそのハナビラタケを沢山ご支援頂きました」と説明します。

Q.支援の恩返し?
妻の祥江さん「そうです。とても助かります」
大井川電機製作所の佐々木孝行社長からは、「復興には非常に長い時間がかかると思いますが一日も早くいつもの日常が戻りますように微力ながら応援しております頑張ってください」という応援のメッセージも届いていました。
再開初日となった21日、馴染み客らが訪れ早速、新鮮でプリプリのカキを楽しんでいました。お客からは「1年ぶりですね。やっとで食べれた感じです本当に最高です、美味しいです幸せになりました」と言った声が聞かれました。

齋藤祥江さん「本当に嬉しいです。こっちも笑顔になりますね。お互い助け合って、こうやって支援頂けた事を嬉しく思いますしこれからも頑張ってホホホタケを宣伝しつつ皆さんに喜んで頂けたらなと」