「私も東日本大震災で震災を経験している身だったので…」

八戸市出身の金谷侑さん(33)。地元の青南病院で看護師として働いています。金谷さんは2024年1月、被災者の心のケアに当たる「DPAT」への参加を志願しました。

青南病院・金谷侑看護師
「私も東日本大震災で震災を経験している身だったので、それを思い出しながら自分はどういう声掛けだったりとか、どういう援助があったらよかったのかな、というのを意識しながら過ごしていました」

派遣された当時、石川県は余震が相次ぐ中、まだ1万7000人以上が避難所で生活していました。金谷さんは、現地の災害対策本部に派遣され、情報収集にあたったほか、実際に7軒ほど住宅や避難所を訪れて被災者とカウンセリングを行いました…。