この調査は、住宅の建て直しや修繕を始めた住民や今後検討している住民に、その土地の地盤について知ってもらおうと新潟大学が独自で行っているものです。

調査の対象は寺尾地区やかつて信濃川が流れていた ときめき西など、液状化による被害が大きかった西区の20か所です。

19日は土や砂など、地下5メートルまでの地層のサンプルを採取。その深さごとに地層の強さを測り、液状化現象がどれくらいの深さで発生したのかを調べました。

新潟大学 災害・復興科学研究所 卜部厚志所長
「自分で沈むっていうのが『自沈』というので、これはボーリング業界の用語で棒が自然に沈んでいってしまうということで、強度がないという意味です」
「3メートルぐらいまでは液状化に関係したやわらかい地層が下にある」

それぞれの土地で地盤の強さは異なりますが、この公園の地盤を例にとるとどんな修繕がふさわしいのでしょうか?