福井県の観光地を効率よく周遊できる“観光バスツアー”も登場

良原キャスター:
福井県は様々な観光地がありますが、駅から観光地までが遠いというところがあります。

例えば、「福井県立恐竜博物館」は鉄道1時間+バス15分で乗り換えて行きます。「越前大仏」は鉄道1時間+バス20分で乗り換えて行きます。

ただ、延伸に伴って観光バスも登場しました。16日から、観光バスツアー「はぴバス」が運行を開始しました。「はとバス」をモデルにした駅発着の観光バスです。

歴史や自然体験など11コースを展開していて、県内の観光地を効率よく回ることができます。

例を一つご紹介します。「初めまして ふくい名所旅Aコース」というもので、大人1人5500円。午前9時に福井駅を出発し、福井県立恐竜博物館を90分観光。越前大仏を40分拝観し、午後1時10分ごろには福井駅に到着するということで、午前中をかなり有効活用できるプランです。

グルメも紹介します。

北陸といえば「越前ガニ」ということで、“越前ガニづくし”です。福井県の東尋坊の近くにある「やまに水産」では、とれたての越前ガニを楽しむことができます。生け簀から揚げたカニを焼いたり、お刺身にしたりして新鮮にいただくことができるということです。

そしてもう一つ、石川県の加賀温泉郷「カーサフォルトゥーナ」では加賀カニごはんを3980円(数量限定)でいただくことができます。カニは和で楽しむイメージが強いですが、実はイタリアンだということです。

ホラン千秋キャスター:
お客さんに来てもらいたいと各企業が工夫して呼び込みをしているタイミングですね。

プロ経営者 ハロルド・ジョージ・メイさん:
どうしても東京から考えてしまいがちですけど、北陸地域の中で移動する人の観光やビジネスも、これから良くなるのではないでしょうか。