「鎌の柄が折れて…今度は私の方に…」イノシシとの激闘の一部始終

イノシシに襲われた 小川徳治さん
「最初私は(屋根の)雪下ろしをやっていたんですよ。で、やたら犬が吠えるもんで、降りてきて。(家の)なかに姪がいたもんで、(家の中に入って)姪に『やたら犬が吠えるぞ。何かあるか?』って言ったら。なんか…。『イノシシがいる』って言うんですよ。それで『えっ!?』と思って。向かってきますからね。イノシシって。それで(姪と)2人で鎌など持って歩いて行ったんですよ。(イノシシを見つけた時には)仁王立ちになっていたんですよ」

「『これは大きいよ…』『おっかない』っていうもんで。それでこっち(イノシシのいた場所の逆側)に行ったんですよ。そうしたら、イノシシはもうすでにそこに来ていた。もう戦闘モードでしたね。イノシシは。もうどんどんどんどん走ってきたんですよ。それで、もう危ないっていうんで一旦我々は(距離をとるために)逃げたんですよね。鎌などを持ちながら」

「逃げてきて…。そしたら(イノシシも)来て。最初に姪の方に行ったんでね。私は鎌を持っていましたから、鎌(の柄)で思いっきり叩いたんですよ。そしたら鎌の柄が折れて…。そしたら今度は私の方に来てね。ドーンと来たんだよ…」