災害時も活躍「お薬手帳アプリ」とは?
「お薬手帳アプリ」は、処方された薬の名前や量をアプリ内に記録していくもので薬局やドラッグストアがサービスを提供しています。このうち日本調剤は2014年にアプリでのサービスを始めました。

医療機関でもらった処方せんを薬局に提出。その後、受け取った薬の名前や量がアプリ内に自動反映されます。他の薬局で受け取った薬もQRコードや手入力で登録できるということです。紙の手帳が無くてもスマホさえあれば処方された薬の情報を確認できます。
東北大学災害研 栗山進一所長:
「災害が起きた際、今はまずスマホを持って逃げる、という方が多いのではないでしょうか。特に毎日服用している薬がある方にとっては、災害時にこうしたアプリがあると便利です」
厚生労働省が2023年3月に公表した「電子版お薬手帳ガイドライン」では、災害時に通信環境が悪い状態でもデータを確認できる機能を付けるよう求めています。これを受け日本調剤は、オフラインの状態でも過去6か月分の薬剤情報を確認できるよう2024年3月11日にアプリに新機能を追加しました。
さて、東日本大震災から13年となる今年、1月1日には、石川県の能登地方で最大震度7の地震が発生し津波も襲来しました。3月8日現在、死者は241人に上っています。














