投票用紙が意外なものに生まれ変わる

熊本市などから投票用紙のリサイクルを請け負うこちらの企業では、投票用紙をハンガーなどの原料として加工しています。
さらに…
エコポート九州 小野尚土さん「箱に入った未開封の状態で、直接こちらの破砕機に投入する」

粉砕した投票用紙を木くずなどと混ぜ合わせ、RPFと呼ばれる固形燃料も作っています。
小野さん「石炭の代替として、製紙メーカーなどの燃料として使われています」
特徴は、石炭と比べて、二酸化炭素の排出量がおよそ30パーセント低いこと。

おととし、自治体や企業などにプラスチック資源の再利用を促す法律ができたことで、県内でも投票用紙のリサイクルを検討する自治体が増えているといいます。
政治のリーダーを決める重要な選挙。使われる投票用紙にも様々な工夫や背景があります。

投票用紙の素材は他にも
後生川凜アナウンサー:投票用紙は水に強く破れにくいという特徴もあって、同じ素材は選挙ポスターやハンドソープなど水回りの日用品ラベルにも使われています。
まさやんキャスター:投票用紙の色は白やピンク、クリーム色など様々ありますが、どう決めているんですか?
後生川アナ:県選挙管理委員会によりますと、前回の国政選挙で使われた色と同じにならないようにしているということです。
まさやんキャスター:間違えて前の選挙の投票用紙を配ると問題ですものね
後生川アナ:はい。ちなみに今回の知事選の投票用紙は期日前投票が白、投票日当日はオレンジ色となっています。














