すみっコ気質と離れた?存在がなぜ好きに 暗黒時代を経て
すみっコのファンを公言しているTBSアナウンサーの篠原梨菜さん(27)さんは、番組やSNSですみっコに対する熱い思いを発信しています。
人前に出ることが多いアナウンサーという仕事をしながらも、なぜそんなにすみっコに魅力を感じているのでしょうか?
そのことについて尋ねると、篠原さんは「たしかにすみっコ好きの仲間は、あまり前に出て行くタイプでない気がします」とした上で、「私はある意味、大学デビューのようなところがあります。それまでの一時期は暗黒時代のようで、人間関係に悩んでいて...」と振り返ります。
「大学で『ミスコン』に出たり、今はアナウンサーの仕事をしたりしていますが、根底には、友達が欲しい、色々な人と関わりたいという欲求があります。けれど、元々の人格として、休み時間は図書館に行く、というすみっコ的な物を心にやっぱり持っています」
その経験も踏まえて、篠原さんは「すみっコを見て、かわいいと感じる人は多いですが、はまっていく人は私も含めて似たような性質があるはず。キャラクターが持つ悲しみの部分も、人生経験が多い大人ほど共感できると思います」とします。

ちなみに、すみっコぐらしのキャラクターには、自分はペンギンなのか考えてしまう黄緑色の「ぺんぎん?」、シロクマだけれど寒がりな「しろくま」、残されてたトンカツのはじっこ「とんかつ」、気が弱い「ねこ」、ある生物の生き残りであることを秘密にしている「とかげ」などがいます。
日本人そのものの世界観、といえるのかはわかりませんが、少なくとも欧米の人の価値観にはあまりない設定といえるかもしれません。
