「ゴジラ-1.0」 わずか35人でVFXを使いこなす
齋藤キャスター:
そうなんです。実は「ゴジラ-1.0」は、かなり低予算で製作されているということも含め、かなり注目されています。詳しく見ていきます。
あらすじは、戦後の日本にゴジラが襲来し、“無(ゼロ)”から“負(マイナス)”へ。絶望的な状況に、人々はどう立ち向かうのか?、となっています。
アメリカのエンタメ業界誌では、ハリウッド作品に比べて、低予算にもかかわらず、「ゴジラ-1.0」は見事な出来栄えだと評価されています。
特に、VFX=視覚効果がスゴイと言われています。
このVFXというものは、「撮影した映像」に「編集技術」を合わせ、現実では“ありえない”演出・効果が可能になるというものです。「スター・ウォーズ」や「タイタニック」などに使われてるそうです。
この技術を駆使しようとすると、ハリウッド作品でも1000人くらいが参加するそうです。しかし、「ゴジラ-1.0」は、クリエーターわずか35人でVFXを使いこなしたということです。

日比キャスター:
あまりにリアルすぎて、映画を鑑賞した外国人が「日本に本当にゴジラがいた」と思い込むくらいの迫力だったとも伺っています。この35人の力はすごいですよ。
齋藤キャスター:
山崎監督は「逆に効率的でいい」という話をしていました。