JR石巻線では避難訓練が行われました。女川町の浦宿駅から女川駅の間で行われた訓練には、JR東日本の社員や町の職員らおよそ100人が参加。震度6強の地震が発生し、大津波警報が出されたという想定で、乗客は緊急停止した列車から降り、線路の上を歩いて高台にある指定避難場所に向かいました。この地区の予想津波到達時間は37分で、避難にかかった時間はおよそ10分でした。

JR東日本鉄道事業部 蓬田祐史さん:
「お客様を安全に、より迅速に避難誘導することを目的に、震災の経験を風化させることなく、避難誘導の訓練を積み重ねていきたい」

村井知事は、11日の会見で震災から13年について、コメントしました。
村井知事:
「ほぼハード整備は終わったといえる段階になったが、未だ心のケアを必要とする人やコミュニティの再生がなかなかうまくいかない人もいる。被災者の皆さんが真の笑顔を取り戻すまで皆で力を合わせて最後まであきらめることなく対応し続けていきたい」














