松本市出身の映画監督、山崎貴(やまざき・たかし)さんが快挙です。
岡谷市でもロケが行われた「ゴジラー1.0(ゴジラマイナスワン)」が、アメリカ映画界最大の祭典アカデミー賞で、アジアの作品として初めて視覚効果賞を受賞しました。
ハリウッドで行われた授賞式。
山崎監督は、金色のゴジラを手に臨みました。
「ゴジラー1.0」は戦後、焦土と化した日本に、突如ゴジラが現われるストーリーで、VFX=視覚効果を駆使し、ダイナミックな映像を作り出しました。
視覚効果賞の受賞はアジア作品として初の快挙です。
山崎貴監督:
「日本の映画が海外でも、ある程度興行していければ、日本の環境は変わっていくと思いますし、僕らで変えていかなきゃいけないと思っています」
「ゴジラー1.0」のロケ地の一つとなったのが岡谷市。
映画の重要なシーンとして、旧岡谷市役所庁舎で撮影が行われました。
山崎監督:
「我々が求めていたすばらしい建物が岡谷にあって、戦争直後くらいの雰囲気を出すためにいろんな建物を探してたんですけど、中盤の非常に大事なシーンで撮影させてもらった」
山崎監督は、松本市出身の59歳。
コンピュータグラフィックスなどを活用した高度な映像表現=VFXの第一人者として活躍し、2005年には、「ALWAYS 三丁目の夕日」で、日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞しました。
山崎監督:
「文化祭みたいなんですけどずっと映画を作るということは。文化祭が終わらないといいなと思っていますけど、自分で面白そうなことやって、いろんな人たちがそれに対して面白いっていってくれるのが一番好きなんだなって思ってきているので」
「ゴジラー1.0」が「アバター」や「スター・ウォーズ」などが名を連ねるアカデミー賞視覚効果賞を受賞 松本市出身の山崎貴監督が快挙「日本映画の環境を僕らで変えていかなきゃ」旧岡谷市役所庁舎でも撮影














