アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びの山場「スーパーチューズデー」で、現職のバイデン大統領が無名の候補に敗れる異例の事態が起きました。
AP通信によりますと、南太平洋のアメリカ領サモアで行われた民主党の党員集会で、ジェイソン・パーマー候補への投票がバイデン氏を上回りました。
パーマー氏は「東部メリーランド州在住の起業家・投資家」だと名乗っていて、これまでに多数の企業で役員などを務めたとしています。
また、ウェブサイトにはAI=人工知能で質問に答えるページを設けていて、「アメリカ領サモアでの勝利をどう思うか?」と聞くと…
「私は勝つ見込みのない候補者で、アメリカ領サモアで勝てませんでした」
なぜか敗北宣言。パーマー氏はサモアを訪れたことはなく、リモートによる対話集会などの選挙活動を行ったということです。
再選を目指す現職大統領が敗れるのは極めて異例ですが、バイデン氏はスーパーチューズデーで他の15州すべてで勝利していて、大勢に影響はありません。
注目の記事
「ふるさと納税の返礼品に備蓄米」村長が認め さらに産地めぐる疑問が 熊本・西原村

福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
