安倍元総理が銃撃され死亡した事件で、容疑者の責任能力を調べる鑑定留置の請求が奈良地裁に認められたことが分かりました。

7月8日、安倍晋三元総理(67)が奈良市で遊説中に銃撃され、死亡しました。

これまでの警察の調べで、逮捕された山上徹也容疑者(41)は母親が多額の献金をしていた旧統一教会に恨みを募らせ、教会と繋がりがあると思った安倍元総理を銃撃したとみられています。

犯行の動機に論理の飛躍もみられることから、奈良地検は責任能力の有無を調べるための精神鑑定を行う鑑定留置を奈良地裁に請求。捜査関係者によりますと22日付けで認められたということです。

山上容疑者は、近く身柄を病院などに移され、専門家による精神鑑定が行われる見通しです。