旧統一教会と政治との関係が問われています。チューリップテレビの取材で新田知事が知事選の翌年、旧統一教会の関連団体のイベントに参加していたことが新たにわかりました。知事や市長、県議などの選挙で候補者の応援を行うなど富山政界に入り込む旧統一教会関連団体。その狙いはどこにあるのでしょうか?
旧統一教会の元信者:
「責任者のほうから選挙応援を手伝ってくれということで、自民党系列の事務所へ行って、リストに沿って電話をかけて・・・」
北陸地方の衆議院議員選挙で選挙応援をしたという旧統一教会の元信者。旧統一教会と政治の関係が明らかになってきています。
新田知事(20日の会見):
「おととしの知事選で応援を受けたことは事実です」
「特に選挙終わってからは、これといった関わりはございません」
20日の会見で新田知事は、おととしの知事選で旧統一教会から選挙の応援を受けたものの選挙後の関わりはないと話していました。
しかし、知事選の翌年、旧統一教会の関連団体・UPFのイベント「ピース・ロード」に参加していたことが新たにわかりました。
そこには自民党県連の幹部の姿もありました。
一緒に参加していた成田光雄 富山市議は─。
成田光雄 富山市議:
「県日韓親善協議会の会長をしてまして、ピースロードの歴史は日本と韓国の親善イベントという位置づけ。顔を出してあいさつする程度だったのでその組織とか団体の詳細はよくわかりません」
ピース・ロードはUPFの創設者、文鮮明夫妻の提唱から始まった旧統一教会との関わりが深いプロジェクトなのです。
新田知事に話を聞こうとすると。
毛田キャスター:「統一教会絡みの質問だめですかね。すぐ終わるんですけど」
新田知事:「・・・」
毛田キャスター:「去年ピースロードに参加されたと思うんですけど、なぜ参加されたかということと、UPFのイベントというふうにわかって参加されたのかそれだけお答えいただけないでしょうか」

秘書:「公務あって」
毛田キャスター:
「参加の経緯だけ伺えないかなと思いまして、いかがでしょうか。旧統一教会関連の団体だったという認識がおありなのかということだけお答えいただけないでしょうか。参加の経緯だけお答えいただけないでしょうか。一言だけだめでしょうか」
新田知事:「・・・」