燕三条で造った翼で“世界へ羽ばたく”ことを夢見る吉田社長は、こんな夢も見ています。
「人間、背中に翼は出ませんので、空を飛ぶということ自体が人間のDNAに組み込まれた夢のようなものだと思うんですよね」
「大人がね、真剣に馬鹿みたいに、真剣に飛行機づくりに取り組んでいて、それを子どもたちに見せていかないと、子どもたちも夢をもてないんじゃないかなって」

「そこのすそを広げて、子どもたちにどんどん航空の分野に入ってきてもらいたいなって思っています」
会社の倉庫にあったのは、製作途中の試作1号機。
まずは1号機の完成を目指しながら、日本でLSAの認知度を上げるための活動にも取り組みたい、と吉田社長は話していました。