ライト・スポーツ・エアクラフト=LSAと呼ばれる小型のプロペラ機。
このLSAの製造を目指す会社が新潟県燕市にあります。

工業デザイナーでもある吉田宗玄社長が2007年に立ち上げた燕市の企業『ATRヤマト』は、工業製品のデザイン・設計や受託生産、輸入品の検品などを主に行う、従業員わずか9人の会社。夢は「下町ロケット」ならぬ「下町飛行機」の製造です。

会社の倉庫に、その飛行機はありました。

【吉田宗玄社長】
「これは自社開発している海外向けのライト・スポーツ・エアクラフトという飛行機になります」

LSAと呼ばれる超小型の自家用飛行機の全長は6mほどで、翼を含めた横幅も9mほどしかありません。

「セスナ機っていうものよりもひとまわり小さい感じですね。2人乗りでかなり小さい飛行機です」