遺品が物語る事件の凄惨さ「本当にかわいそうな最期やったんやなと」

 事件で帰らぬ人となった妹が住んでいた部屋。現在、兄の雄介さんが引き取り管理しています。裁判が終わってから数か月後、検察から遺品の一部が返却されました。

 (稲田雄介さん)「亡くなった時に履いていた靴と、これはお店にかかっていた暖簾、あといつも妹がつけていた腕時計です」

 愛用していた時計は、真優子さんの血が付いていて文字盤の数字はほとんど見えず、犯行時の凄惨さを物語っています。

 (稲田雄介さん)「これは(真優子さんに)父親がプレゼントした時計です。あまりべたべた触るとね、乾燥した血が手についてしまうんですよね」

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 また、当時店内にあったのれん。

 (稲田雄介さん)「これ『一番血がついてる』って検察も言ってましたけど。そんなにでしたね…」
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 (稲田雄介さん)「実際そこにあった物に触れたりとか、こういったものを見ると、どれだけひどい最期やったのかなと。痛かったやろうなつらかったやろうなって、もうヒシヒシと伝わってくるし、本当にかわいそうな最期やったんやろうなと改めて思いますね。突然の最期、突然の別れだったので、思い出はいくらあっても足りないですし、ちょっとでもあればやっぱりうれしい。まじまじと見ると、かわいそうやという気持ちもそうですし、どうしても…(宮本受刑者に対して)憎いなという気持ちが強いですね」