「損害賠償が支払われない」。先週、事件の遺族らで作る「犯罪被害補償を求める会」が国に支援の充実を訴えました。そのメンバーの1人、稲田雄介さんは2021年、大阪・天満のカラオケパブで起きた殺人事件で当時25歳だった妹を失いました。稲田さんが語る「損害賠償命令制度」の実態とは。犯罪被害者遺族の厳しい現実を取材しました。

“自分の店を持つ”という目標を実らせ、大阪・天満でカラオケパブを経営していた稲田真優子さん(当時25)。決して裕福な家庭ではありませんでしたが、小さい頃から真優子さんの笑顔が家族を明るくさせていました。
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2021年6月、事件は真優子さんのカラオケパブ「ごまちゃん」で起きます。真優子さんは床に倒れた状態で死亡しているのが見つかり、遺体の首や胸など刃物で刺された複数の傷がありました。
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遺体発見から4日後、店の常連客だった宮本浩志受刑者(58)が殺害したとして逮捕・起訴され、その後の裁判で懲役20年の刑が確定しています。














