侵攻が3年目に入ったことについてウクライナの市民はどのように受け止めているのでしょうか。現地から報告です。
ウクライナ南部・オデーサです。黒海が見渡せる広場には散歩やランニングをする人など週末の日常風景が広がっています。ただ、木曜日、金曜日と2日連続でロシア軍による攻撃で死傷者が出る被害も続いていて、市民からは一日も早い終戦を求める声や徹底抗戦でなくロシア側との交渉での解決を求める声も聞かれました。
来月にはロシアの大統領選挙、11月にはアメリカ大統領選を控え、その結果や状況によっては戦況、軍事支援に大きな影響が出る可能性もあります。先日、インタビューしたウクライナの副国防相にトランプ前大統領が再選した場合、「ウクライナへの支援が変わると思うか」と尋ねたところ、「大統領が交代したとしても支援は変わらないだろう」と答えていました。
ウクライナ・ハヴリリュク副国防相
「アメリカ国民は(民主・共和党支持者問わず)民主主義国家の存在価値を完全に理解し、ロシアの権威主義体制がどのような侵略をもたらすのかを理解しているからだ」
ウクライナ軍の劣勢が伝えられる中、欧米諸国の支援継続に頼らざるを得ない、苦しい状況に直面しています。
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