ストイックに取り組む先輩の姿は、若い選手にどう映るんでしょうか?
久保田選手「いい雰囲気ですね。みんなで作り上げていくような。経験も知識もすごくあるので頼りがいがありますね」
宮崎選手「新しいメンバーで合宿2回目ではあるんですけど、距離と強度もかけられて、いい練習ができていますね」
中村選手「練習コースはぼくが広島県民だし、わかるのでってことで考えました。玲さん、おもしろいですね。趣味も多彩ですし、話を聞いていたらおもしろいです」
山口選手「話も上手で練習に関するメニューも全部、自分で考えられていて、すごくあこがれます」
一見、個人競技のようでもあるロードレースですが…

小野寺選手「ぼくらから考えたら完全にロードレースはチームスポーツであって、個人がたとえ強くたって勝てるわけじゃないんですね。そういう意味ではチームメイト全体が同じ目標を持って連携ができて、信頼関係が築けあえて、初めてロードレースってできると思っているので」
この日は整える程度と言っていましたが、坂道に入るとみんな、急に踏み込み始めます。小野寺もスパートをかけます。
小野寺選手「勝負に使う瞬発系の力っていうのは、出せるマックスの領域っていううのがあるんですけど、そこをもう少し上げて、かつ練習に必要なインタバル能力だったりとかを体に順応させる段階だと思います」
勝利のゴールの瞬間にする “オノデライダー” のポーズは、あるヒーローを真似したのだそうです。

小野寺選手「仮面ライダーをモチーフにしたんですけど、ぼく自身、あんまり仮面ライダーを知らないんですけど。自分が勝って初めて自分が持っているオノデライダーポーズというのが出せるので、まずはしっかりと勝利をこのチームでしっかり挙げたいですし」
小野寺にはチームエース的な役割が求められています。
小野寺選手「ぼくも今までほかの選手を引っ張っていく立場っていうのはなかったので、そういった覚悟を持って、みんなを引っ張っていく覚悟を持っていけたらなと思っています」
中山卓士 監督「やっぱり日本一のチームにこの広島のチームをしたいっていう思いがあったので。ことしこそはその部分に到達できるようにがんばりたいなと思います」

小野寺選手「広島のファンのみなさんもぼくが来たことでレースがより楽しくなるんじゃないかと期待を持ってくださっていると思うので、そういった期待に応えられるように見ていて楽しい、わくわくするようなレースができるようにしたいですね」