先発のプロ8年目、25歳のアドゥワは、その立ち上がり。DeNA先頭のドラフト1位・度会隆輝 をセカンドゴロに仕留めます。2アウト・1塁で迎えたのは、アドゥワと同年代にあたる4番・牧秀悟 。インサイドのストレートで見逃し三振を奪い、無失点のスタートを切ります。
2回以降は、アドゥワの持ち味であるゴロを打たせるピッチング。ムダ球も少なく、テンポよくアウトを積み重ねます。

3回には、対外試合初出場のセカンド・菊池。プロ13年目が、さすがのプレーを見せます。

しかし、その後、3連打を浴びたアドゥワ。3回を投げて1失点という内容でした。

広島カープ アドゥワ誠 投手
3回 球数39 被安打4 奪三振1 失点1
「自分の “打たせて取る” という持ち味は出せたかなと思います」
― あらためてどういう持ち味を出そうとマウンドに上がったのか?
「自分は三振を取るタイプではないので、リズムよく、悪い投球にならないように心がけました。去年は久しぶりに1軍で投げられましたけど、もっとチームに貢献できたと思うので、去年以上にチームに貢献できればいいかなと思います」