伊東選手側は週刊誌を訴えていない「そこがポイントです」

――スポンサーから伊東選手が訴えられる可能性もあるんですね。

(西山晴基弁護士)あります。今回のケースで例えば伊東選手が出ていたCMとかがあった場合に、それが使えなくなってしまった場合。使えなくなった分の損害賠償がスポンサー側から伊東選手に求められるおそれがありますので、そこについて女性らに対して賠償を求めるというのが考えられます。

――伊東選手側は女性2人を提訴しました、いっぽうで週刊誌を訴えていません。

(西山晴基弁護士)非常にそこが今回のポイントになっています。週刊誌が発信したときは、週刊誌に対して名誉毀損の裁判をするっていうのが多くあるんですけれど、今回対象が週刊誌ではなく、女性2人になっています。