近鉄の調査では…踏切が閉まっている時間は『1時間に最長で38分』

歩行者と自転車、合わせて1日に3600人ほどが利用するというこの踏切。一方で列車の交通量は上下合わせて1日558本あり、2019年度の近鉄の調査によりますと、1時間のうち踏切が閉まっていた時間は、なんと最長で38分もありました。
(通行人)「列車5本くらい(通過する間)閉まったままで、急いでいる時には『こんなつもりではなかったのに』と」
(通行人)「踏切を渡った先が職場なんですけど、まもなく職場に着くのに『踏切が開かないので遅れる』という電話を入れたことは過去にあります」
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困っているのは歩行者だけではありません。ひとたび踏切が閉まると、踏切を待つ車であたりは大渋滞となるのです。この状況にタクシードライバーたちは…
「(Qかなり渋滞を感じる?)感じる。朝なんて特に。踏切でメーター上がってしまう。走らんうちに上がってしまう」
「かわいそうやもんね。お客さんに申し訳ない」

ただ、これだけ踏切が開かないのには、この場所ならではの特殊な事情がありました。
多くの列車の終着駅となっている新田辺駅。京都方面から到着した列車はホームで乗客を降ろした後、踏切を通って回送列車用の線路へ。そして京都行きなどに方向転換をして、再び踏切を通る運用になっているのです。こうした折り返し列車は1日に73本もあるため、踏切が閉まる時間が増える原因となっていました。














