■第11回アジア室内陸上競技選手権大会 3日目(日本時間19日、20日 イラン・テヘラン)
陸上短距離の多田修平(27、住友電工)が男子60mの決勝に出場。前日に行われた準決勝では、6秒53と1月に桐生祥秀(28、日本生命)が記録した室内日本記録に並ぶタイ記録をマークし全体2位のタイムで決勝に進んだ。
出国の際に「冬季トレーニングが過去最高にいい感じできている」と話した多田。迎えた決勝では1位と0.04秒差で惜しくも銀メダルに終わった。
アジア室内最終日はメダルラッシュとなった。前回大会で自身初の日の丸を背負い、世界陸上やアジア大会での飛躍に繋がった山本有真(23・積水化学)が女子3000mで金メダルを獲得。日本陸連のSNSに「優勝はできて嬉しかったがタイムが狙えなかったので、春先のトラックレースからいい記録が出せるように頑張りたい」とコメントを寄せた。また男子走高跳の赤松諒一(28、アワーズ)が大会連覇の金メダル。瀬古優斗(25、きらぼし銀行)が銀メダルと続いた。さらに七種競技に出場した丸山優真(25、住友電工)が7種目中6種目で1位となり、2連覇を達成した。
日本勢は今大会、金メダル4個、銀メダル4個、銅メダル1個の計9個のメダルを獲得した。
【3日目 日本人選手の結果】
■男子60m
2位 多田修平(27、住友電工)6秒56
■男子3000m
5位 吉居駿恭(20、中央大学)8分20秒34
■男子走高跳
1位 赤松諒一(28、アワーズ)2m19
2位 瀬古優斗(25、きらぼし銀行)2m19
■男子三段跳
4位 池畠旭佳瑠(29、駿大AC)15m88
■七種競技
1位 丸山優真(25、住友電工)
60m 7秒06(2組1着) 走幅飛 7m29 砲丸投 14m46 走高跳 1m90
60mH 8秒14(2組1着) 棒高跳 4m70 1000m 2分48秒07
■女子3000m
1位 山本有真(23、積水化学)9分16秒71