「20代男性の4割がデートをしたことがない」。そんなデータを政府が先月公表し、大きな注目を集めました。また20代女性でも「デートをしたことがない」と答えたのが25%に上っていて、令和の若者たちの「恋愛離れ」を指摘する声も上がりました。
鹿児島の若者たちは恋愛についてどのように考えているのか取材しました。

6月14日に閣議決定された「男女共同参画白書令和4年版」。20代から60代を対象に2万人に調査したもので「人生100年時代における結婚と家族」というテーマの特集が組まれました。

その中で示されたのが、「デートした人数は何人ですか?」との質問に対し、20代独身男性の4割近くが「デートをしたことがない」と回答したという調査結果でした。

この調査に当事者の若者たちは…。

(20代男性A)「少ないなと思う」

(20代男性B)「消極的というか、恋愛にがつがついかない人は良く聞くので、妥当かなと」

(20代男性C)「周りがカップルが多いので、そういうニュースがあるんだなとびっくりです」



結果に対する評価は分かれましたが、一方で実際に「恋愛に興味がない」「デートをしたことがない」といった声も聞かれました。

「デートしたことあるけど、最近はそんなにない。家の中で楽しめることが増えているから、恋愛しなくてもいい」

「あまりデートしたことない。恋愛にそんなに興味がない。警察官を目指していて付き合うとかに興味ない」

「デートしたことある。出会いがない。周りも彼女欲しいと言っていないし、今は仕事を頑張りたい」

「デートしたことない。単純に女性との出会いがない。金銭的にも時間的にも余裕がない」

「デートしたことない。別にしなくていいかな。睡眠時間削って誰かと遊ぼうと思わないかな」