京都工学院 光泉カトリックと対決 一時逆転許すも2回戦進出決める

京滋対決となった第2試合は、京都の京都工学院が、滋賀の光泉カトリック相手に、決定力の高さを見せつけました。

開始3分に先制トライを奪うも、その後は、光泉FW陣の圧力に苦しんだ京都工学院、23分には、光泉カトリックのCTB河合元輝選手にトライを許し、7対5と逆転されます。

その後もFWで圧力をかける光泉、一進一退の攻防から、京都工学院に試合の流れを引き寄せたのは、自慢のBK陣でした。

27分、光泉のパスが乱れたところをCTB木村航選手が、うまく拾い上げてそのまま40メートル以上を一人で走り切ってトライ。

これで勢いをとりもどした京都工学院、33分には、連続攻撃からNO8岸田悠汰選手がトライ、光泉カトリックを突き放します。

キャプテンの広川陽翔選手が「前半相手がブレイクダウンにかけてきていたので、後半はこちらもブレイクダウンに徹底してこだわった」と話したように、後半は、安定したボールの供給を確保すると、さらにBK陣がランニングスキルの高さを発揮します。後半だけで5つのトライを奪って52対7。持ち味十分の戦いぶりで2回戦進出を決めました。

快勝に広川主将は「次の試合の結果次第ですが、京都成章と戦えるなら、去年、(京都大会の決勝で)3点差で負けているので、昨日も練習に参加していただいた3年生のためにも、絶対にやり返したい」と力強い言葉をのこしました。